海運用語集 F
国際輸送のエキスパート

海運用語集 F

Fair leader
船体が波などで前後に動いた時に、ホーサーの損傷を防ぐために設けられた ローラー(Roller)。ホーサーの巻き込み、巻き戻しの時に抵抗なく動作させる機能も持つ。
FAK(Freight All Kind)
品目無差別運賃。貨物の種類、価値などを問うことなく、単に重量・容積を単位として設定される単一運賃(コンテナ1個当たりについて設定されるボックス・レート)。
FAO(Food and Agriculture Organization)
国連食糧農業機構。1945年の創立。栄養水準と生活水準の向上、農地、森林、漁場から得られるすべての食料と農林水産物の生産、加工、販売、流通の改善、生活条件の改善よって、飢餓の根絶を目的としている。
FASA(Federation of ASEAN Shipowners' Association)
ASEAN船主協会。ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10船主協会が加盟。
FAZ(Foreign access zone)
輸入促進地域」(ゆにゅうそくしんちいき FAZ)参照
F B/L
Forwarder's B/Lの略で。国際複合運送をフォワーダーが主催した場合に運送を引受けた証として発行される証券で、使用方法及び性格はB/Lと同様であるが、CT B/Lの輸送責任は利用運送(運送人としての責任)であるのに対し、F B/L は運送取扱人としての責任しか負っていない。
FC(International Convention on the Establishment of an International Fund for Compensation for Oil Pollution Damage)
油による汚染損害補償のための国際基金設立に関する国際条約。CLC条約に定める船主の責任を超える損害について、油を受取る荷主が拠出するIOPCF(国際油濁補償基金)を設立して、油濁被害者に対する補償を行うことを定めている。現在は1971年(71FC)と1992年(92FC)の2つの基金があるが、71年基金は2002年5月24日に効力が停止した。92FCは、2000年10月18日に、補償限度額を約50%引き上げる改正条約が採択され、2003年11月1日より発効した。さらに、1999年12月12日に発生したエリカ号事故を受けて、2003年5月16日に92FCの補償限度額を上乗せする追加基金を定めた2003年議定書が採択され、8ヶ国以上の批准、かつ批准国の合計油受取量(年間)が450百万トンを超えてから3ヶ月後に発効する。
FCA
コンテ十輸送を鑑みて規定されたINCOTERMS 1990の中の条伴のひとつで、Free Carrierの略。船会社(運送人のCYやCFSに貨物を搬入した時点で、所有権と危険負担が売主(輸出者)から買主(輸入者)に移転するもので、従来のFOBに相当する。
FCL(Full Container Load Cargo)
コンテナ1個または貨車1台を満載できるロットの貨物量。国際海上コンテナ(20フィート型、40フィート型など)を満載しうる貨物(コンテナ単位で輸出される貨物)で、荷主の工場や倉庫でコンテナ詰めされ船社のコンテナヤードに搬入したり、揚げ地ではコンテナ単位でコンテナヤードから引き渡される。
FCR
Forwarder's Cargo Receiptの略で、貨物受取証のこと。信用状取引では、船積条件として認められていない(L/Cへのノミネートが必要)限り銀行買取りが拒絶される。
FEEDER
本船が直接寄港する幹線の主要港から別便で枝別かれした支線のこと。
Feed water filter tank
カスケードタンク」(かすけーどたんく)参照
FEU(Forty Foot Equivalent Unit)
長さ40フィートのコンテナを1単位とした換算個数。コンテナ積載能力などを把握する時に使用する単位。40フィートコンテナ=長さ'40フィート(約12m)×幅'8フィート(約2.4m)×高さ'8フィート(約2.4m)20'コンテナは、2本で1FEU となる。。
FIATA(Federation Internationale des Associations de Transitaires et d' Assimiles)(International Federation of Freight Forwarders Associations)
国際貨物輸送業者協会連合会。貨物輸送業者協会を中心に構成され、個別企業も参加する非政府機関。1926年にウィーンで設立。現在の事務局はチューリッヒ。貨物輸送業者協会の相互協力とその利益の擁護、書式や運送約款の標準化の策定と利用の促進によるサービス内容の改善、EDI等電子商取引や運送責任保険等に関する企業への実務指導を主な目的とする。そのため、ECOSOCをはじめ、UNCTAD、ESCAP等国連諸機関に対する意見開陳の権限を有し、またICAO(International Civil Aviation Organization:国際民間航空機構)等他の民間団体からも業界代表団体として認知されている。我が国からは、「日本海運貨物取扱業会」および「航空貨物運送協会」の2団体が正式加盟している。
Fixed Pitch Propeller
固定ピッチ・プロペラ」(こていぴっちぷろぺら)参照
Flame arrestor
フレームアレスター」参照
Flange
フランジ」参照
Floating-roof Tank
フローティングルーフ・タンク」参照
FMC(Federal Maritime Commission)
米国連邦海事委員会。大統領が任命する5名のコミッショナー(その中から委員長を任命)をトップに、幾つかの部局で構成する独立行政機関。米国の対外貿易上、外国政府の制限的な規則をはじめ、米国貿易に悪影響をおよぼす外国船社の慣行・慣習からの米国船社ならびに荷主の保護、コモンキャリアーやフレイトフォワーダーの差別的、不公正な料金等の調査、コモンキャリアーやターミナルオペレーター間の協定が1984年米国海運法に違反もしくは反競争的でないかの監視等を主な目的とする。
FOB(Free On Board)
貿易における取引条件のひとつ。海上輸送または内陸水路輸送のみに使用され、 本船渡し、本船積込渡しなどとも訳される。FOBによる契約では、売主(輸出者)は、貨物を積み地の港で本船に積み込むまでの費用及びリスクを負担し、それ以降の費用(運賃、海上保険料、輸入関税、通関手数料等)及びリスクは買主(輸入者)が負担する。費用とリスクが移転する時点は、貨物が本船の舷側欄干(Ship’s rail)を越えたときである。インコタームズ(INCOTERMS)によれば、FOB契約においては、船腹予約及び海上保険の手配の義務は買主(輸入者)にある。輸入者にとっては、割引交渉のできる船会社を使えれば運賃が安くできること、貨物の到着スケジュールがコントロールできること、事故があった場合に自国の保険会社であれば手続きがスムーズにいきやすいことなど、FOB契約の方が有利な点が多い。一方、現地における船や保険の手配が自国からはできず、売主(輸出者)に任せたい場合は、インコタームズの例外であるから、契約書に書いておかなければならない。売主(輸出者)にとっては、貨物を船に積み込むまではリスクを負っているので、積み込みまでの間の保険をかけることがある(輸出FOB保険)。なお、インコタームズではなく改正アメリカ貿易定義による取引条件を用いる場合は、FOBは必ずしも本船渡しを意味しない場合があることに注意。(本船渡しを指示する場合は、FOB Vessel Tokyoなどと書く)【参考】CIF
FOC(Flag of Convenience)(Vessel)
便宜置籍(船)」(FOC)参照
Force Majeure Clause
フォース・マジュール条項」(ふぉーすまじゅーるじょうこう)参照
FOREMAN
船内荷役の監督のこと。船会社と荷役の打ち合わせを行い、本船荷役時には乗船し、荷役作業全般の指揮監督に当たる。フォアマンはすべてを代表して本船荷役の指揮監督を行うため、荷役技術や本船の知識に精通してきた船会社や一等航海士との調整能力なども要求される。
FOUL B/L
貨物の荷受けや船積み時に異常(Remark)が発見され、その旨が記されているB/Lのこと
FPT(Forepeak Tank)
フォアピークタンク」参照
Freeboard
乾舷」(かんげん)参照
FREE HOUSE DELIVERY
買主(輸入者)の戸前で貨物を引渡す条件で、買主の戸前まで全て売主(輸出者)の危険と費用負担(輸入関税を含め)である、Air Cargo でよく使われているが、INCOTERMSの中では、DDPで規定されている。
FREE-IN/FREE-OUT
船舶輸送において、貨物の積込み・陸揚げ、本船内荷役費用を傭船者が負担し、傭船者の危険において船内荷役を行うもの。この場合、積み付け費、荷ならし費は普通傭船者負担であるが、明確にするために“FIO stowed and trimmed” と明示する場合がある。傭船者が積込みのみを負担する場合をFI、揚げ荷のみ負担する場合をFO、積込み・揚荷の両方を負担する場合をFIOという。
FREE TIME
揚地において、CFSやCYから貨物を引取る時に、Demurageの支払いを免除される一定期間のこと。
Fresh Water
フレッシュウォーター」参照
FREQUENCY
本船の配船数のこと
Fuel Oil
燃料油」(ねんりょうゆ)参照
Funnel Mark
ファンネルマーク」参照
FTZ(Free trade zone)
フリートレードゾーン」(FTZ)参照

※それでは、GTC ASIAのFCL・LCLコンテナ小口混載(コンソリデーション)・国際複合一貫輸送サービスのご利用を宜しくお願い致します。


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