海運用語集 た行
国際輸送のエキスパート

海運用語集 た行

耐震強化岸壁(たいしんきょうかがんぺき 耐震バース)
大規模な地震が発生した場合に、被災直後の緊急物資および避難者の海上輸送を確保するために、特定の港湾において、通常のものより耐震性を強化して建設される岸壁をいう。
対水速力(たいすいそくりょく)
海水に対する船の速力(機関の推力に応じた速力)で、船が海面を進む速力を言う。海流、潮流などに左右されずに一定となる。動く歩道の速さを潮流とすると、その横の通路を歩くのが対水速力、その上を歩くのが対地速力。
滞船料(たいせんりょう)
デマレッジ(Demurrage)。用船契約では用船者(荷主)と船主との間で、一定停泊期間で貨物の揚積みを行うことを取り決め、荷役がその期間に終了しない場合、超過期間について用船者は船主に対して滞船損害賠償金を支払わなければならない。
対地速力(たいちそくりょく)
陸地に対する船の速力を言う。海流、潮流などに左右されて、変動することがある。対地速力=対水速力±海流・潮流の影響。
代理店(だいりてん)
本船が入出港できるように、バ−スの確保、航路管制時間の取得、水先案内人(パイロット)、曳船(タグボート)の手配や、監督官庁への手続き及び荷役作業の手配等、様々な手配や手続きを行う。船舶への新聞の手配等なども行ってくれる。
タシット方式(たしっとほうしき)
tacit acceptance procedure。「暗黙の支持」を意味する。条約の改正方式の一つで、条約改正案が採択された時点から一定期間内に、一定数の異議通告が無い限り自動的に受諾したと見做され、発効する簡易な改正手続き。SOLAS条約などで技術的な要件を改正する場合に利用される。これに対して、一定数の受諾が無い限り発効しないエクスプリシット方式(explicit acceptance procedure)がある。
立錨(たちいかり)
揚錨中に錨が水底に立った状態のこと。
タッキング(たっきんぐ)
ヨットで使用する海運用語で、艇を風上に向けながら風を受ける舷を変えること。
タックスヘイブン税制(たっくすへいぶんぜいせい)
軽課税国にある子会社を利用した租税回避を防止するために導入された制度。税負担率が25%以下の軽課税国に本店を有するもの(特定海外子会社等)の留保所得のうち、その外国法人の発行済み株式の5%以上を直接または間接に保有する内国法人の当該保有割合に対応する金額は、その内国法人の所得に合算して課税される制度。なお、特定外国子会社等の欠損金は内国法人の所得から控除されない。
ダブル・ハル(だぶる・はる Double Hull)
衝突や座礁など万一事故に遭遇しても、荷油を蓄えている内殻が破れない限り油流出が起こらない「二重船殻船」のこと。船の外壁をハルといい、以前のタンカーはこのハルが1枚しかなく(シングルハル)、タンクの外はすぐ海洋に面し、タンクに穴が開いてしまったときに石油が海に漏れてしまう構造だった。そこで外壁を二重にしたダブルハルタンカーが設計された。1992年3月の国際海事機関(IMO)の海洋環境保護委員会(MEPC)において、新造タンカーに対して、このダブルハルタンカー、または「ミッドデッキタンカー」と呼ばれる構造が義務付けられている。(類)シングル・ハル
タンク・クリーニング(たんく・くりーにんぐ Tank Cleaning)
貨物タンク内を洗浄すること。ケミカル汎用船の場合、種々の荷物を運ぶため、前航海の積荷と異なった荷物を積み込む前に水洗いを行う。また、修理や検査のため造船所に入る前に油分等を除去するためにも行う。
タンク・クリーニング・サーベイ(たんく・くりーにんぐ・さーべい Tank Cleaning Survey)
国交省登録検査機関による「清掃検査」と呼ばれるもので、タンカーのタンクなど、貨物を積載(収納)する容器に対して積載(収納)適合性を検査・証明し、貨物の汚染防止に寄与するもの。但し、コンタミネーション・クレイムに対し、金銭的責任を負うものではない。
堪航性(たんこうせい)
船舶の安全航海に堪え得る能力。航海の長短、季節、積荷の種類によっても異なり、船体・機関・属具等の設備が通常予想される航海上の危険に堪え、適当な乗組員を有し、食料・燃料・飲料水等も完備している状態を指す。運送人は船舶について、この堪航性を保持する義務がある。
単独海損(たんどくかいそん)
座礁、火災、衝突などの偶発事故によって船舶や貨物に生じた滅失または損傷のうち、損害を被ったものが単独で負担するもの。⇔(反)共同海損(きょうどうかいそん)

窒素パージ(ちっそぱーじ)
積荷の爆発を防ぐために、積荷前に船倉内を窒素ガスで置換すること。可燃物の燃焼には「着火源、可燃物、酸素」の三つの要素が必要であり、三要素中の酸素を除去する事により、爆発事故を防止している。
地方港湾(ちほうこうわん)
重要港湾以外の港湾で、概ね地方の利害にかかる港湾。
着桟(ちゃくさん)
荷役等のため、船舶を桟橋につけること。接岸。⇔(反)離岸
着桟3原則(ちゃくさんさんげんそく)
桟橋に船を横付けする場合の基本のことで、減速・停止・平行にして、桟橋から30m離して、船を止めること。
チャーターベース(ちゃーたーべーす Charter Base)
1航海の運賃収入から船舶の運航に要する燃料費,港費などの諸経費(運航費)を差し引いた純収入額(運航収益)を,1ヵ月(30日)・1重量トン当たりに換算表示したものをいい,次のような式で計算される。(運賃収入−運航費)÷1航海所要日数×30÷重量トン数=C/B
仲介貿易(ちゅうかいぼうえき)
三国間貿易ともいい、日本を貨物が経由することなく外国相互間での貨物の移動による取引のことである。外国相互間での貨物の移動のない取引や日本を経由しても、IS通関した場合には、仲介貿易とは見倣されない。
中間検査(ちゅうかんけんさ)
船舶検査証書の有効期限の起算日から21ヶ月を経過する日から39ヶ月を経過する日までの間に受験する検査。
懲戒権(ちょうかいけん)
船員法第23条の規定により、全ての船の船長には、自船内で特別司法警察職員として犯罪を捜査する権限が与えられている。ただし、船員法によって船員を懲戒しようとするときは、3人以上の船員を立ち会わせて本人及び関係人を取り調べた上、立会人の意見を聴かなければならないことが同法内で規定されている。なお、船長の権限によって科すことができる懲戒の範囲は次のとおり。

10日間以内の上陸禁止(停泊日数のみを算入)
戒告

長尺割増し(ちょうじゃくわりまし)
Long Length Charge のことで、1個何メートル以上のものは、割増料金をとるというもので、航路によって異なっている。通常は9.2M以上である。
潮汐表(ちょうせきひょう)
海上保安庁が毎年刊行するもので、主要な港(標準港)の毎日の潮高潮低(干満)及び、各地の海峡・水道・瀬戸の流速・流向・転流時の予測値が記載されている。1巻と2巻に別れていて、1巻が日本及びその付近、2巻が太平洋及びインド洋となっている。
直航着桟(ちょっこうちゃくさん)
船の入港時間に合わせて、着桟すること。通常は、船が沖で待機しており、陸上側から指定された時間にあわせて船を桟橋へとシフトさせる。荒天の影響で船が遅れたりした場合などに、直航着桟となるケースが多い。
チョッサー(ちょっさー Chief Officer)
「チーフオフィサー」(一等航海士)のこと。これが訛ったもの。

通商航海条約(つうしょうこうかいじょうやく)
二国間で貿易や輸送など広範囲な経済活動を相互に行う上で必要な待遇を互恵主義に基づいて約束する国際条約。内容はそれぞれの条約によって異なるが、一般的に相手国国民の入国、居住、財産権、事業活動、課税、裁判権、貿易取引、船舶の出入港などについて、内国民待遇や最恵国待遇を与える。
通船(つうせん Sampan)
岸壁に接岸せずに沖の錨地に停泊している船舶に人や物資を運ぶ、数トン〜十数トン程度、定員が数名〜十数名程度の小型船(ボート)のことをいう。交通船が訛って通船となった、サンパン(Sampan)ともいう。
綱取り(つなとり)
船舶が入港した際に、岸壁等に係留するために係船索を係留施設のビットにかけること。
綱放し(つなはなし)
船舶がする際に、岸壁等から離岸させるため、ビットにかけられた係船索を取って、放すこと。
積み荷役(つみにやく Loading)
陸上側設備のローディングアームを介して船体カーゴタンクへ移送すること。

定期検査(ていきけんさ)
船舶検査証書の有効期間の起算日から57ヶ月を経過する日から60ヶ月を経過する日までの間に受験する検査。
定期船(ていきせん)
あらかじめ、寄港地や発着時間等が決められている船。一般にコンテナ船を指し、主に外航船で使われる。⇔(反)不定期船(ふていきせん)
定期用船(ていきようせん)
定期用船契約は、運航業者(オペレーター)と船主(オーナー)間で、航海数に拘わらず月単位で一定の用船料を支払う契約。長期間の用船契約となり通常1年契約。⇔(反)航海用船(こうかいようせん)
ディスクレ(でぃすくれ)
Descrepancyのことで、L/Cの内容と船積書類が不一致のこと。
手仕舞(てじまい)
本船における積荷、揚荷が終了したとき、カーゴ関係書類の整理を行ない、結末をつけることをいう。荷役業者、本船乗組員等で慣用している用語である。
デッド・ウェイト(でっど・うぇいと Dead Weight Tonnage)
船舶に積むことの出来る最大積載量を表す重量トン数。安全な海上輸送確保のための、重要な指標として使われる。満載排水量と軽荷重量との差。
デバンニンング(でばんにんぐ)
Devanningとは、貨物をコンテナから取り出すこと。出バンともいう。欧州では、Unloading、Unstuffingという。
出船(でふね)
出船とは、港の入口(港口)に船首方向を向けた状態で着桟(岸)する方法である。駐車する際にたとえると、前進で車の先頭を奥にして停めるのが「入船」、後進で車の後尾を奥にして停めるのが「出船」である。「出船」のほうが「入船」より確実、迅速に発進できる。このことから、以後の動きをスムーズにするべく事前に用意し、いつでも使用可能な状態にすることを指す。⇔(反)入船(いりふね)
デボトル(でぼとる)
生産工程の改善。「デボトルネック」、「デボトルネッキング」ともいう。
デマレッジ(でまれっじ Demurrage)
用船契約において用船者(荷主)と船主との間で一定停泊期間に貨物の揚積みを行うことを取り決めたが、荷役がその期間に終了しない場合、超過期間について用船者が船主に対して支払わなければならない滞船損害賠償金のこと。Demur…異議を唱える。抗弁。
デリバリー・オーダー(でりばりー・おーだー Delivery Order)
カーゴの引渡しを指図する証書。D/Oと表記する場合もある。
天文航法(てんもんこうほう)
陸地の見えない外洋で天体を観測して船位を求める方法。GPSが主流となった今でも自船位置の確認用、非常用として使用されている。

東京MOU(とうきょうMOU)
アジア・太平洋地域におけるポートステートコントロール(PSC)の標準化、協力体制の強化を目的として、1993年12月に東京において18カ国が署名して発足した。事務局は日本。豪州、カナダ、中国、チリ、フィジー、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピン、ロシア、シンガポール、タイ、バヌアツ、ベトナムの18ヶ国が加盟している。一方、1982年に欧州14ヶ国で発足したパリMOUは、20ヶ国が加盟している。その他のMOUとして、Latin-America Agreement(1992年12月設立、13ヶ国加盟)、Mediterranean MOU(1997年7月設立、10ヶ国加盟)、Indian Ocean MOU(1999年4月設立、8ヶ国加盟)、Black Sea MOU(2000年4月設立、6ヶ国加盟)などがある。(加盟国数はいずれも2004年現在)
灯台(とうだい)
灯台は、岬の先端や港内に設置された、船舶の航行目標「航路標識」の一種で、その外観や灯光によって位置を示す「光波標識」の中の夜標として位置づけられている。 塔状の建造物で、最上部には遠方からでも識別可能な強力な光源を有する。灯台は設置場所により、主要変針点又は船の位置を確認する時の目標となる「沿岸灯台」、又は港湾の所在、港口などを示す「防波堤灯台」の二種類にも区分される。
灯台表(とうだいひょう)
灯台の名称、位置、灯質、周期、灯高、光達距離、構造などが編述された本。
当直員(とうちょくいん)
24時間休みなく運航される船舶では、航海士と部員(甲板手)のペアによって構成される当直員が交替でブリッジに立ち、運航状況や周囲の船舶の動きなどを監視する。これが航海当直で、通常は1日を4時間ごとの6つの時間帯に分け、一等から三等の各航海士が甲板手1名と組み、それぞれが4時間当直して8時間休むというサイクルで当直を行う。
導灯(どうとう)
狭水道、狭い湾口等の航路を示すために航路の延長線上の陸地に設置した高低差のある2個以上の構造物で投光するもの。これを目標にすれば、浅瀬や暗礁を避けて航行できる。
灯浮標(とうふひょう)
定められた航路の入口、左右の航路限界、分岐点などを示したり、或いは航路近くの障害物の所在を示したりするために、海上に浮かべられた標識のことで灯光を発するものをいう
同盟船(どうめいせん)
Conference vesselとは、ある一定の定期航路で、そこに配船する複数の船会社が安定したサービスを提供するために、運賃や配船数等に関し、協定を結んだカルテルのことを同盟というが、この同盟に属している船会社のこと。
特殊決済(とくしゅけっさい)
1980年12月の外国為替管理法により規定されているもので、(1)相殺勘定(2)ため受け・ため払い(3)貸借期による決済(4)本邦通過・円表示小切手は約束手形の輸入による決済(5)軍票による受領等が該当し、もし該当すれば通産大臣の許可が必要である。1998年4月1日からは、廃止される。
特タン船(とくたんせん)
高圧液化ガス、アスファルト、硫酸など、一般油送船では輸送できない液体を運ぶ特殊タンク構造の船のこと。高圧液化ガス船、高温液体船、耐腐食船など。
特定重要港湾(とくていじゅうようこうわん)
重要港湾のうち、国際海上輸送網の拠点として特に重要な政令で定められた港湾。
特別償却制度(とくべつしょうきゃくせいど)
船舶の減価償却に関する租税特別措置法に基づく特例制度。特定の船舶に対し、通常の償却に加えて一定の償却を認めるもので、現行は外航近代化船18/100、内航近代化船16/100、二重構造タンカー19/100の特別償却率が適用されている。日本商船隊の国際競争力維持に不可欠な税制だが、欧米先進海運国と比較して十分とはいえない。
ドック(どっく Dock)
船の建造・修理・荷役作業などのために築造された設備の総称である。船渠(せんきょ)ともいう。乾ドック(ドライドック)と浮きドック(フローティング・ドック)の二種類がある。乾ドックの場合、まず、タグボートの助けをかりて入渠する。ドックの入り口を密閉し、ドック内は海から完全に隔離される。そして、盤木と呼ばれる支えに船を乗せ、その後、巨大なポンプを用いてドック内の海水を排水する。それから、種々の作業に入る。浮きドックは、凹型のタンク式構造物で海水の注排水により海上で浮沈するドック。
ドック・レシート(どっく・れしーと Dock Receipt)
貨物受取証。D/Rと表記する場合もある。船会社が、船荷証券(B/L)の発行前にカーゴを受け取る際、発行する。
特恵関税(とっけいかんぜい)
PreferentialDuty のことで、特定の先進国が、特定の後進国から貨物を輸入しようとする時、通常の税率よりも安いレートを適用し便宜をはかるもので、輸出国政府によって発行された“GSP FORM A” オリジナルが必要である。GSP FORM Aの発行に際しては、輸出国でのその貨物を生産するためのコスト分析を行い、その輸出国での費用・原材料費等の占める割合が問題となる(自国関与率)。
トップ・ヘビー(Top Heavy)
船の上部に重みがかかって重心が上がり安定を欠く状態。
艫脚(ともあし By the Stem バイザスタン)
バイザスタン(トモアシ)とは、船尾のほうが船首より喫水が大きくなっている状態をいう。速力増加、舵効き良好、波浪の浸入少なく排水も良好等の利点が上げられるが、船首部の見張りが不便になるという欠点もある。⇔(反)?脚(おもてあし)
共洗い(ともあらい)
本船の積荷前のタンクの仕上がりに問題がないか(前荷が完全に除去できているか等)確認するためのサンプルの試し積作業のこと。積荷役の本開始前に、少量の積荷を本船のタンクに流しこみ、そのまますぐに陸上へ回収。回収サンプルを分析のうえ、サンプルに問題ない事が確認されてから、本荷役の開始となる。品質管理が特に厳しいエチレングリコールなどの荷役前に行われることがある。
ドライ・カーゴ(どらい・かーご Dry Cargo)
乾貨物・固形貨物。(非液体、非気体)。鋼材やセメント、砂利や食料品等を運ぶ。⇔(反)リキッド・カーゴ(Liquid Cargo)
ドライ・コンテナ(どらいこんてな)
一般雑貨輸送を目的とした密閉型コンテナのこと。
ドライドック(どらいどっく)
水ぎわの陸地部分を溝状に掘削して船を引き入れ、入口に扉を、その内部には給排水できるようにした、船舶の建造あるいは修理を行う施設。作業時は、内部を空にし、船舶の出入時は海面と同一高さに注水して使用する。普通、ドックといえばドライドックを意味する。
ドラフトマーク(どらふとまーく)
喫水線のことで船首・中央・船尾の各3ヶ所にあり、20cm間隔で目盛が表示されている。喫水線を読むことにより船体が水面下どの程度沈んでいるか確認することが出来る。
トラマーク(とらまーく)
危険と思われる作業区域に黄色と黒色を斜めに塗り分けし標示することで注意喚起を促している。
トランシップ(とらんしっぷ)
transhipment。積荷港から荷卸港まで、同一船舶で運送されずに途中港で積み替えされること。A国から積み出された貨物が、B国の港湾で他船に積み替えられてC国に運送される場合、この貨物をトランシップ貨物または外貿フィーダー貨物という。
トランステナー(とらんすてなー)
Transtainer。トランスファークレーン方式とか、ブリッジ方式、トラベラーリフト方式などともいわれるが、米国のパセコ社の商標からトランステナー方式と一般に呼ばれることが多い。ヤード内におけるコンテナの移動やシャーシとの積み下ろしに際してレール上を走る門型移動式クレーンを用いているのがこの方式で、機動性と多段積みの特性を兼ね備えた方式ともいえる。
トランパー(とらんぱー)
tramper。定期船に対し、特定の航路を定めずに、貨物の有無により不定期に運航される船舶。これにより運送される貨物をトランパー(不定期)貨物という。
取り舵(とりかじ Port)
左に舵をとり、船を左旋回させること。⇔(反)面舵(おもかじ Starboard)
トリップ運賃(とりっぷうんちん)
1航海(片道)毎に海運業者間で船舶を賃借する際の運賃。
トリップ用船契約(とりっぷようせんけいやく)
定期用船契約の形態のうち、特に期間の短いものをいう。用船開始地点と用船終了地点がほぼ同一地域となる場合を、one round trip charter、積地から揚地までの片道航海をone way trip charterと呼んでいる。
トリム(とりむ)
船首喫水と船尾喫水との差。
ドルフィンバース(どるふぃんばーす)
水中に多数の杭を打ち込み、その上を桟橋、コンクリートなどで接続してプラットフォームを造り、タンカーを接岸し荷役を行う係留施設のこと。
ドレン(どれん Drain)
タンクやポンプやストレーナー等の下に溜まった残液のことを指す。英語の発音はドレインだが、内航船では、通常、ドレンと呼んでいる。Drain(排水)。
ドロップライン(どろっぷ・らいん Drop Line)
荷役配管を通じて、荷役タンクへ落し込むラインのこと。
トンキロ・トンマイル(とんきろ・とんまいる)
輸送量を見る場合に、重量だけでは輸送活動全般が把握しにくいため、輸送トン数に輸送距離(キロ/マイル)を乗じたもの。船舶など輸送機関の活動量を表すために用いる。
ドンゴロス(どんごろす)
語源は「dungarees=ダンガリース(麻袋)」が訛ったものと考えられている。目が粗く厚手の布のため、船舶では工具入れ、擦れ止め、オイルパンの敷物に使用されている。
トン数標準税制(とんすうひょうじゅんぜいせい)
Tonnage Tax。海運にかかる所得税につき、1年間の所得金額に課税される法人税に代替して適用し得る外形標準課税。1996年にオランダとノルウェーが導入。引き続いて、1999年にドイツ、2000年に英国、2001年にデンマークが導入した。さらに、2002年にスペイン、2003年にベルギーとフランスが導入している。また、ギリシャでは1880年から類似の制度が適用されている。

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